平成6年に中央経済社から林田学さんが「PL法完全対応マニュアル」という本を出しています。 PL法に関連して色んな本が出ていますが、PL法に関する業務を広く説明しているのは この林田学さんの本がベストだと思います。 林田学さんはPL法立法のための委員会委員を勤めたり、PLセンターの委員を勤めたりしていて、 理論にも実務にも詳しい方です。 林田学さんのこの本の目次はこうなっています。 「目次 プロローグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 §1法的責任−誰がどういう場合にどういう責任を負うのか T総論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 1.PL責任の本質13 @PL法のアナと解釈13 Aアメリカより狭い考え方14 2.各責任の差15 @PL責任以外にも責任は発生する15 APL責任以外にどんな責任があるか16 3.欠陥21 @PL法最大の目玉21 A「過失」と「欠陥」の違い21 B誤ったイメージ23 4.PL責任につながる行為24 U各論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 1.欠陥27 @被害者側の事情が絡まない場合27 A被害者側の事業が絡む場合29 2.請求主体34 @法人34 A非購買者41 3.問題となる製品41 @住宅用品41 Aプレハブ住宅43 Bビル45 C農水産物47 D血液製剤・生ワクチン52 Eその他60 4.責任主体61 @表示製造業者61 A販売業者63 B修理業者65 C設置業者65 DOEMメーカー66 E中古品業者67 Fリサイクルショップ68 5.損害68 6.時期69 7.その他73 §2対策−これから何をすればよいのか T指針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81 1.製造過程81 @欠陥が認められる場合81 A製造ミスの防止82 B責任を問われない製品作り82 2.ポスト製造83 @市場に出荷した以降83 Aクレーム処理と訴訟83 U企業を取り巻く今後の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85 <1>司法85 1.訴訟85 @これまで85 Aこれから87 2.訴訟手続きの改革98 <2>行政99 1.行政による環境作り99 2.消費者センター100 3.今後の国民生活センターの対応103 @答申の内容103 A指針内容の補足説明111 B現在国民生活センターが行っている事例公表の例113 4.他の省庁の対応117 @通産省117 A農水省121 Bその他の取り組み122 <3>消費者124 V各業界の動き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・127 1.今後における業界でのまとまりの重要性127 2.最近の業界の動き128 W事前対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・131 1.マニュアル作り131 2.生産管理−ISO9000シリーズ135 @ISO9000シリーズとは何か135 AISO9000シリーズを導入するにはどうしたらよいか140 Bどんな会社が利用しているのか145 CISO9000シリーズに基づく文書化システムの例149 3.責任を問われない製品作り153 4.表示(警告マークとインストラクション)154 @警告マーク154 Aインストラクション155 X事後対策@−クレーム処理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・161 1.窓口作り161 2.クレーム処理機関作り163 @必要性163 Aどう作るか(1)−ロールモデル165 Bどう作るか(2)−PLの場合169 Y事後対策A−訴訟対策広報体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・181 1.訴訟対策181 @文書管理の重要性181 APL訴訟を専門とするローファーム185 2.広報体制187 @ナショナル自動車の例187 Aジョンソンのカビ取り剤に関する訴訟189 Z事後対策B−賠償体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・199 1.PL保険−単純形199 @カバーする範囲199 A付保率と加入の得失200 2.共済ないし団体PL保険202 @食品営業賠償共済202 A保険型共済と団体PL保険と純粋共済204 B医薬品副作用救済制度に学ぶ掛金の集め方206 3.被保険者の複数化−系列企業向き208 [契約・求償戦略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・211 1.メーカー等が製品を企業に売る場合211 2.OEMの場合212 @ミノルタカメラの例212 A保険が関係した場合215 B完全対策のために219 3.完成品メーカーと部品メーカーの場合221 \非製造業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・223 1.販売業者223 @クレーム処理体制223 A契約・求償戦略227 2.輸入業者227 ]中小企業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・231 1.法的責任−部品メーカーの抗弁231 @政府の考え方231 A部品メーカーの責任、いくつかのケース234 2.チェックポイント240 3.中小企業に対する支援251 @商工会議所251 A中小企業団体中央会252 ]TPL対策のフローチャートと支援サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・255 1.PL対策のフローチャート255 @組織を作る255 A流れを作る256 2.支援サービス257 @保険会社257 Aコンサルタント会社262 」 これだけ広くPL法の実務を一瞥した本はどこにもありません。林田学さんのフィールドの広さには舌を巻く思いです。